定価:3,740円(税込)
編・著者名:幸田 博人/木村 雄治[編著]/八木 香[協力]
発行日:2022年03月01日
判型・体裁・ページ数:A5・並製・364ページ
ISBNコード:978-4-322-14008-8
イノベーションと企業価値向上へ
リスクマネー供給の主役たち
◆第一線のファンド、投資先企業、投資銀行、弁護士が教壇に立ち人気を博した京都大学経営管理大学院の「ベンチャーエコシステム」と、「プライベート・エクイティファンドと企業価値向上」の二つの講座をそっくり書籍化。
◆投資領域のボーダーが隣接しながら別々に取り上げられることが多かったベンチャーキャピタルとプライベート・エクイティそれぞれの世界を鳥瞰することで見えてくる、イノベーション創出によるポストコロナ時代の日本産業競争力強化の道。
【歴史編】
第1章 プライベート・エクイティの歴史をたどる 幸田 博人
第2章 プライベート・エクイティの現在と未来を語る〈インタビュー〉
Ⅰ JICの役割と今後の展望 横尾 敬介
Ⅱ 大学発VC(UTEC)創業とさらなる可能性 郷治 友孝
Ⅲ VCからみたリスクマネー供給のさらなる可能性 赤浦 徹
Ⅳ PEからみたリスクマネー供給のさらなる可能性 木村 雄治
【実務編】
第3章 リスクマネー供給について――プライベート・エクイティの広がりと可能性 幸田 博人
第4章 バイアウトと大企業・投資家
Ⅰ バイアウトと大企業 原田 秀昭
Ⅱ プライベート・エクイティと投資家 高橋 修三
第5章 バイアウトファンドのケーススタディ
Ⅰ ポラリスの投資理念 木村 雄治
Ⅱ BMIのケーススタディ 木村 雄治
Ⅲ 投資先企業の経営者によるケーススタディ 中尾 真人
第6章 VC・社会インパクトファンド・官民ファンドのケーススタディ
Ⅰ JIC VGI 鑓水 英樹
Ⅱ みやこキャピタル 岡橋 寛明
Ⅲ 株式会社Atomis 浅利 大介
Ⅳ HEROZ株式会社 浅原 大輔
Ⅴ 株式会社ACSL 太田 裕朗
第7章 スタートアップ企業のIPO 須賀 宏典
第8章 投資ファンドと法務・会計
Ⅰ 法的側面からみたプライベート・エクイティ(PE)ファンド 齋藤 崇
Ⅱ MBOの法的な課題 伊達 隆彦
Ⅲ プライベート・エクイティ業務と会計 鈴木 功一
【将来編】
第9章 ポストコロナ時代のリスクマネー供給への期待――インパクト投資の潮流 加藤 毅